概要
コストパフォーマンスに優れた1?6の可変倍率ショートスコープです。
サイトマークには大きく、エアソフト向けの商品と実銃向けの2種類ありますが、つぼみアームズでは実銃向けの照準器のみを扱っています。
他のショートスコープとの違い
1.パララックスや歪みを極力排除しスコープとしての正確性に特化
もし、あなたが射撃の正確性を重要視するなら、選ぶスコープを間違えないでください。
なぜなら、スコープには2種類存在するからです。
- パララックスや歪みの少なく、視野の狭いスコープ
- パララッククや歪みの多い、視野の広いスコープ
もちろん、パララックスや歪みが少なく、視野が広いスコープがあれば全てが解決します。
しかし、それはスコープの構造上現実的ではありません。
価格帯を問わず、パララックスや歪みと視野の広さの関係は同じです。
「あちらを立てればこちらが立たず」の関係なので、20万円を超えるようなハイエンドスコープでも完璧に両立する事は難しいのです。
だからこそ、自身のプレースタイルに合わせたスコープ選びが大切なのです。
※シタデルのパララックスや歪みは少ないですが、スコープの構造上「ゼロ」というわけではありません。
シタデルの場合はレンズ周辺にわずかに歪みを確認しています。
ですが、同じミドルエンドクラスの中では高いレベルでパララックス、歪みの精度を持っているスコープだと判断しています。
2.ライフル弾として最大クラスの50口径のリコイルに耐えうる耐衝撃性能
シタデルはガスブロライフル程度のリコイルでゼロが狂ったり、故障したりすることはありません。
なぜなら、50口径のリコイル耐えれる設計で製造されていますからです。
米国で販売されている照準器の殆どは5.56mmNATO弾の衝撃を想定されているものが多いので、実銃用で見てもシタデルの耐衝撃性能はオーバースペックと言えるかもしれません。
そんなに高い衝撃性能が必要なの?と思うかもしれませんが、耐衝撃性能は高ければ高いほどよいです。
なぜなら万が一、衝撃でゼロインが狂ってしまうという事態は、照準器にとって致命的だからです。
衝撃に耐えれないということはスコープとして役割を放棄することです。これは絶対に避けなければなりません。
なので、照準器にとって衝撃性能はオーバースペックが丁度いいと言えるかもしれません。
3.綺麗な装飾が施してあり、ミドルエンドらしい高級感を感じることが出来ます
接眼レンズや、調整ダイヤル、電池の収納ボックスなど周りには特徴的な装飾が施されています。
安価なスコープとは違い、触ったときに感じる細かな装飾は高級感を感じます。
4.輝度は11段階で炎天下でもイルミネーションを使ってサイティングが出来ます
スコープの左側に付けられた左側のダイヤルを回せば光量の調節が可能です。
最大光量は11レベルで、その高度は炎天下の野外でイルミネーションをハッキリ視認することが出来ます。
イルミネーションを見失う心配はありません。
5.専用のスルーレバーが付属しているので、倍率の切り替えを素早く行えます
スルーレバーは倍率の素早い切り替えに役立ちます。
フィールドで倍率の切り替えにもたついている暇はありません。スルーレバーを使って素早く切り替えを行ってください。
※スルーレバーのないスコープに気をつけてください。
スルーレバーはスコープごとに直径や形が違うので、汎用品は取り付けれないケースが多々あります。
もし見つかったとしても汎用品を購入すれば、2000円以上はするのでお金の節約にも役立ちます。
BDCレティクルなので、ドロップ弾道を計算しながら打つことが出来ます
レティクルはスコープを楽しむ重要な要素です。スコープ好きの人によってはレティクルで選ぶという人も多いでしょう。
シタデルのCR1レティクルは、目盛りのついたBDCレティクルです。
単純なクロスレティクルに比べて必要な情報が中央に集約されています。
これにより、射手の集中力を保ったままストレスない射撃を行うのに最適なレティクルと言えます。
中央のドットとサークルの左右についた目盛りは、ターゲットの移動や風の情報を補正するのに役立ちます。
下に伸びた目盛りは、高低差の補正やドロップ弾道を打つ際に重宝するでしょう。
プライマリーアームズ GENIIIとの違い
つぼみアームズでは同じ価格帯でPrimaryArmsのGENIIIを扱っています。
なので、PrimaryArmsと比べてどうなの?と疑問に思う方も多いと思います。
正直言うと、どちらが良いとは言い切れません。
なぜなら、シタデルは全体的なバランスが優れているスコープで、PrimaryArmsは、諦めるところは諦めてほかを伸ばすと言ったタイプのスコープだからです。
実際パララックスや歪みはGEN IIIの方が強いです。
例えば、レーダーチャートで表すとシタデルは正多角形になりますが、GEN IIIは歪な形になるようなイメージをしていただくと分かりやすいかもしれません。
ベクターオプティクス フォレスター 1-5 x24との違い
フォレスターもタイプとしては、CQB向きのスコープです。
視野の広さに極振りしたようなスコープなので、初心者の方には非常に扱いやすいです。
逆に歪みやパララックスが弱点で、お客様の中にもそこが残念とおっしゃられる方もいらっしゃいました。
また、フォレスターはシタデルと比べると安価でなので、良くも悪くも面白みのないスコープと感じられる方いらっしゃいます。
例えば、レティクルの形状だったり、スコープ事態装飾、手に持ったときの質感はやはり、シタデルには劣ります。
なので、Foresterを手にとっていただいて、やっぱりパララックスや歪みの無いスコープを使いたい。
もうワンランクアップしたスコープを使ってみたい。そう感じる方には、シタデルはピッタリのスコープです。
価格
つぼみアームズでは沢山のミドルエンドクラスのスコープを集めて、厳選に厳選を重ねてこのシタデルの販売を決めました。
具体的に言うと、4?6万円のスコープを10個以上取り寄せ、自身を持っておすすめできる商品かを見極めた結果、今回の紹介に至りました。
選ばれなかったスコープは販売することなく、検証用のして倉庫に眠っています。
控えめに言っても合計50万以上を使ってこのスコープを見つけたことになります。
もし、あなたが同様に自分にピッタリのスコープを探そうとしてつぼみアームズと同じことしたらどうなるでしょうか?
1つのミドルエンドクラスのスコープを見つけるのに、50万円ものお金をムダにするのは馬鹿げています。
そして、何よりあなたの大切な時間まで失われてしまいます。
照準器専門店としての活動の結晶とも言える、シタデルをお楽しみください。
尚、当製品はスコープ本体とスルーレバー、クリーニングクロス、取付用レンチが付属いたします。 チューブ経30mm対応のマウントリング、バッテリー(CR2032)は別途ご購入頂く必要がございますので、ご注意下さい。
スペック
レティクルタイプ | CR1 |
Reticle | Etched glass |
レティクルカラー | Red |
Illuminated (yes/no) | Yes |
Reticle Brightness Setting | 0-11 |
倍率 | 1-6x |
Objective Lens | 24 mm |
Diameter, Eyepiece | 1.6 / 40 in/mm |
射出瞳 | 8-3.85 mm |
アイリリーフ (in/mm) | 3.9-3.5/99.1-88.9 in/mm |
視野(FoV), m@100m | 38-6.3 |
視野(FoV), ft@100yd | 113.9-18.8 |
視度調整範囲 | +2 to -2 |
Diameter, Tube | 30 mm |
パララックス | 100 Yds |
調整単位 | 1/2 MOA 1 click = MOA |
ウィンテージ調整幅 | 120 MOA |
Windage & Elevation, Lock | No |
最大リコイル | 50 BMG Caliber |
バッテリータイプ | CR2032 |
バッテリー寿命, 時間 | 70-100 時間 |
バッテリー電圧, V | 3 V |
サンシェード | No |
Nitrogen Filled | Yes |
耐衝撃性 | Yes |
防霧性 | Yes |
焦点面 (SFP / FFP) | 2nd |
防水規格 | IP67 100% dustproof and submergible to 1m for 1 hour |
ボディ素材 | アルミニウム |
仕上げ / カラー | マットブラック |
レンズコーティング | Full マルチコート |
Operating temperature, F/C | 0 to 120 / -17 to 49 F/C |
長さ (in/mm) | 10.7 / 272 in/mm |
幅 (in/mm) | 2.2 / 58 in/mm |
高さ (in/mm) | 1.7/42 in/mm |
重さ, oz | 16.2 oz. |
レティクル

パッケージ内容
- フリップアップ式レンズカバー
- スルーレバー
- CR2032 バッテリー